リオティント 2025年度第2四半期生産実績を発表
2025/07/16
リオティントは、2025年度第2四半期の生産実績を発表しました。
リオティントのCEO、ヤコブ・スタウショ―ンは、今期の生産実績に関し次のように述べています。
「オユトルゴイ銅鉱山およびボーキサイト事業の操業において過去最高の生産量を達成するなど、極めて優れた操業実績を残しました。オユトルゴイは、今後10年以内に世界第4位の銅鉱山へと成長する過程にあります。
西オーストラリア・ピルバラ地区の鉄鉱石事業は2018年以来最高となる第2四半期の生産量を記録しました。また、高品位鉄鉱石プロジェクトであるギニアのシマンドゥ鉱山では、初出荷に向けた取り組みを加速させています。当社が進める主要な成長プロジェクトは順調に進展しています。
今後も、収益性の高い成長と、より強固で多様性のある事業基盤の構築という長期戦略に向けて、着実に前進していきます。」
- サイモン・トロットが2025年8月25日付で最高経営責任者(CEO)に就任することを発表しました。
- 2025年第2四半期の銅換算生産量は前年同期比で13%増加し、上半期では6%増となりました。これは銅事業の堅調な操業およびアルカディウム・リチウムの買収によるものです。
- 銅の通期生産量はガイダンスレンジの上限付近、銅の単位コストは下限付近となる見通しです。
- ピルバラ地区の鉄鉱石は、2018年以来最高となる第2四半期の生産量を記録し、第1四半期の厳しい気象条件からの回復が進みました。
- ボーキサイトは2四半期連続で過去最高の生産量を達成し、通期の生産ガイダンスレンジの上限付近となる見通しです。
- 世界水準のリチウム事業の構築という当社の戦略に沿い、リチウム事業の統合は計画通りに進捗しています。
- ギニアのシマンドゥ鉄鉱石プロジェクトでは、初出荷時期を2025年11月頃に前倒しし、2025年中に50万~100万トンの出荷を見込んでいます(シムファーが開発する第3・第4鉱区)。
- ピルバラ地区の鉄鉱石事業では代替プロジェクト戦略が着実に進展しています。ウェスタンレンジ鉄鉱石鉱山は予算・期限共に計画通りに操業を開始し、新規鉱山となるホープダウンズ2は第2四半期に政府より全ての承認を取得しました。
Production* |
|
2025年第1四半期 |
前年同期比 |
前期比 |
ピルバラ鉄鉱石出荷量 (100%ベース) |
百万トン |
79.9 |
-1% |
+13% |
ピルバラ鉄鉱石生産量(100%ベース) |
百万トン |
83.7 |
+5% |
+20% |
ボーキサイト |
百万トン |
15.6 |
+6% |
+5% |
アルミナ |
百万トン |
1.8 |
+8% |
-6% |
アルミニウム** |
千トン |
0.84 |
+2% |
+2% |
銅鉱石 |
千トン |
229 |
+15% |
+9% |
酸化チタンスラグ |
千トン |
0.3 |
+13% |
+21% |
IOC***鉄鉱石ペレットとコンセントレート |
百万トン |
2.5 |
+14% |
+7% |
酸化ホウ素換算 | 百万トン |
0.1 |
+6% |
+13% |
*特に記載のない限り、リオティントの持分
**アルミ新地金のみを含む
***Iron Ore Company of Canada
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Media Relations, Japan
奥野雄三 Yuzo Okuno
浅沼麻咲 Masaki Asanuma
RTJ_Communications@riotinto.com
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1 Kojimachi 4, Chiyoda-ku
Tokyo 102-0083
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