プライメタルズテクノロジーズ、戦略的パートナーである三菱商事、リオティントおよびフェストアルピーネ、水素活用の製鉄プラント実現に向け協力

2025/04/09

プライメタルズテクノロジーズは、戦略的パートナーである三菱商事、世界有数の鉄鋼技術グループであるフェストアルピーネ、およびリオティントとともに、流動床および製鉄用電気製錬炉(スメルター)の開発を迅速に進めるための協力協定に調印しました。

 

この協定は、オーストリア、リンツにあるフェストアルピーネの拠点で、CO2排出ネットゼロの可能性を秘めた製銑の新プロセスを導入し、実証プラントを稼動させるものです。プラントの稼動開始は2027年半ばに予定されています。

 

1時間当たり3トンの溶銑を生産する新しい製銑プロセスは、プライメタルズ テクノロジーズのHYFORとスメルターソリューションに基づいています。HYFORは、ペレット化工程を必要としない、世界初の微粉鉄鉱石直接還元技術であり、さらにこのプラントとスメルタ―の組み合わせは、業界を変革する可能性を秘めた非常に革新的な技術です。

 

リオティントは、鉄鉱石の品質と処理における広範な専門知識を活かし、このプロジェクトに技術的な助言を行います。また、新設プラント向け鉄鉱石の70%を世界各地の事業拠点から供給します。さらに、本技術の商業化を加速すべくプライメタルズテクノロジーズを支援します。

 

プライムメタルズテクノロジーズは、三菱重工グループの100%出資によるグループ会社です。

 

詳しくは英語リリース、およびプライメタルズテクノロジーズ社三菱商事のリリースをご覧ください。