リオティント bpと船舶用バイオ燃料の試験運用に合意 ー1年間のトライアルー

2022/05/30

 

リオティントとbpは、リオティントが所有する船舶から排出される二酸化炭素を削減するため、共同でバイオ燃料の試験運用を行うことに合意しました。

 

この試験運用のために、bpは約12ヵ月にわたりリオティントに船舶用バイオ燃料を供給する予定です。燃料の試用は、当社のRTMタスマン号を使い大西洋横断航路と大西洋・太平洋航路上で行われ、これまでで最も期間の長い船舶用バイオ燃料の試験運用の一つとなります。試験結果は、当社の船舶から排出される二酸化炭素の削減方法の研究に役立てられ、当社のバイオ燃料戦略の構築に活かされます。

 

リオティントのコマーシャル・オペレーションズ責任者、ロー・バラジンは次のように述べています。「持続可能なバイオ燃料は、船舶による二酸化炭素排出量をネット・ゼロにするための重要な移行燃料となる可能性を秘めており、bpと共同でこのように長期的な試験運用ができることをうれしく思います」。

 

「長期にわたる試験運用により、バイオ燃料の潜在的な役割と広範囲にわたる利用における重要な情報が得られることでしょう。また、当社のバリューチェーン全体における船舶による二酸化炭素排出量を削減し、海運業界の脱炭素化に向けた取り組みを支援するという当社の目標にも沿っています」。

 

「当社は、顧客への製品輸送によって排出される二酸化炭素排出量を2050年までにネット・ゼロにし、そのために2030年までにネット・ゼロ・カーボンの船舶をポートフォリオに導入することを目指しています。こうした野心的な目標は当社単独では達成できず、bpのように有能で経験豊富な企業との協力が必要であると考えています」。

 

bpの精製・製品取引担当 スベン・ボスウォーカー上席副社長は、次のように述べています。 「持続可能なバイオ燃料は、長期的なネット・ゼロ・ソリューションへの移行にともない、短中期的に輸送業の脱炭素化を促進するうえで重要です。リオティントと協力して、同社の脱炭素化に向けた取り組みをサポートできることを誇りに思います。今回の試みは、海運業界のエネルギー転換を加速させるための当社の継続中な取り組みの一環です」。

 

今回の試験運用契約は、2022年3月にオランダ・ロッテルダムで初めてバイオ燃料を補給したRTMタスマン号の成功を受けて延長されたものです。ロッテルダムでバイオ燃料を補給した本船は、その後カナダ・ケベック州にあるリオティントのアイアン・オア・カンパニー・オブ・カナダ(IOC)のセティル港で、バイオ燃料補給後初となる積荷を行いました。試験運用期間中、バイオ燃料の補給はすべてロッテルダムで行われる予定です。

 

今回の試験運用では、脂肪酸メチルエステル(FAME)30%と超低硫黄燃料油(VLSFO)をブレンドしたbp製のB30バイオ燃料ブレンドが使用されます。B30バイオ燃料ブレンドは、標準的な船舶用燃料油と比べ、ライフサイクルで排出される二酸化炭素の量を最大26%減少させることができます。

 

FAMEは、再生可能な代替燃料(バイオディーゼル)で、主に再利用された食用油と再生可能な油から生産されています。これは、従来のディーゼル燃料と同様の物理的特性を持ち、エンジンや船舶の改造を必要とせずそのまま補給できる「ドロップイン燃料」です。FAMEを製造するために使用される原料の調達と生産は、国際的に認められた基準により持続性が認証されています。

 

本試験運用では、bpおよび船舶管理会社のアングロ・イースタンと協力し、バイオ燃料のエンジン効率、燃料消費量、腐食や劣化、微生物の繁殖、温度による影響、燃料切り替えによる影響、燃料安定性など、一連のエンジン及び燃料性能に関する分析が行われる予定です。

 

リオティントは、船舶輸送における気候変動対策も加速させていきます。当社は、保有する船舶と定期用船を対象に、2008年比で30%の原単位削減を達成しており、国際海事機関が掲げる2030年の40%の削減目標については5年間前倒し、2025年までに達成できる見通しです。

 

bpは、海運業など、二酸化炭素の排出量が多い主要産業分野の企業と協力し、脱炭素化に向けた取り組みを支援しています。

 

bpについて

bpの使命は、人々と地球のためにエネルギーの将来を見直すことです。当社は2050年またはそれよりも早くネット・ゼロ企業となり世界のネット・ゼロ化を促進することを目標とし、この目標を実現するための戦略を打ち出しています。

詳しくは、bp.comをご覧ください。‎

 

リオティントについて

リオティントは、世界35ヵ国で事業を展開し、低炭素社会への移行に不可欠な高品位の鉄鉱石、銅、アルミニウムその他の原料を生産する主要な鉱業・金属の会社です。また、世界最大のドライバルク輸送者の一つでもあります。リオティントは、2050年までにネット・ゼロを達成することを表明しており、2025年までにスコープ1および2の排出量を2018年比で15%削減し、2030年までに50%削減することを目標としています。

詳しくは、riotinto.comをご覧ください。

 

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奥野雄三 Yuzo Okuno
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