リオティント クイーンズランド州における大規模な風力・太陽光発電に対する提案を募集

2022/06/09

リオティントは、オーストラリア クイーンズランド州中・南部に大規模な風力・太陽光発電を開発する提案を募集します。これにより、当社のアルミ資産への電力供給を確保するとともに、気候変動対策における当社の野心的な目標を達成し、そして、同地域においてさらなる再生可能エネルギーの開発および産業の活性化を促進することをめざします。

 

この取り組みの目的は、複数の大規模な風力・太陽光発電の開発を支援し、電力を安定させるファーミング(蓄電等を用いた需給調整)ソリューションと組み合わせた上で、クイーンズランド州の送電網を通じて2030年までにグラッドストーンにおけるリオティントのアルミ資産へ電力供給を開始することです。提案は正式な提案依頼書(RFP)によって募集されます。

 

リオティント アルミニウム部門のチーフ・エグゼクティブ、アイヴァン・ヴェラは次のように述べています。「当社はクイーンズランド州最大のエネルギーユーザーとして、グラッドストーンのアルミ資産において競争力のある再生可能エネルギーの開発を推進し、同州が掲げる再生可能エネルギー導入目標の達成をサポートする重要な役割を担っています」。

 

「まだ初期段階ではありますが、同RFPの実施は、当社の気候変動目標、すなわち2030年までに排出量を50%削減し、2050年までにネット・ゼロにするというコミットメントの両方を達成するための行程の重要な一歩となります」。

 

リオティントは、グラッドストーン地区にある当社のボイン・アルミ製錬所、ヤーワン・アルミナ精製所、クイーンズランド・アルミナ精製所の3つの生産拠点におけるエネルギー需要に対応できる、競争力のある提案を求めています。

 

これらの生産拠点では、1140MWの信頼性の高い電力を必要としています。これは、電力需給調整機能を備えた、少なくとも4000MWの高品質な風力または太陽光発電に相当します。

 

同RFPは、リオティントが2021年10月に発表した気候変動への取り組み強化を受けたものです。同取り組みには2030年までにスコープ1および2の排出量を2018年比で50%削減する目標や、オーストラリアのアルミ製錬所における再生可能エネルギーオプションの追求が含まれています。

 

また、クイーンズランド州中央部での再生可能エネルギーの推進に向けた取り組みについて、クイーンズランド州政府との間で署名された協力声明の内容にも沿っています。

 

RFPに関するさらなる発表は、適切な時期に行われる予定です。

 

 

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