リオティントとコロナ・カナダ、ELYSIS製錬技術を活用したカナダ初の特別なESG表示付き低炭素缶を試験導入 

2022/07/01

リオティントは本日、コロナ・カナダとのパートナーシップにより、ボール社製によるカナダ初の特別なESG表示付き低炭素飲料缶入りビールが、カナダ・オンタリオ州で試験的に販売開始されたことを発表しました。この缶は、ELYSIS™製錬技術を活用した地金を含むリオティントのアルミを用いて製造され、現在、オンタリオ州で試験的に販売されています。この限定発売においては120万個の缶がQRコード付きで製造され、消費者がこの缶の低炭素量についてより詳しく知ってもらうことができます。

 

この試験導入は、製造・ESG履歴について完全に追跡が可能で透明性の高い飲料缶を消費者に届けるための一歩となります。将来的には、リオティントが取り組むSTARTから得た知見を活用し、消費者がQRコードを使って、製品が鉱山から市場に至るまでどのように作られたのか、ESGデータも含めて正確に把握できるようになると考えています。

 

現在、北米で生産される缶に使用されているアルミの約70%はリサイクルされたアルミを使用しています。[1]このリサイクルされたアルミと、再生可能な水力発電で作られたリオティントの低炭素アルミ、そして温室効果ガスを直接排出しないELYSIS™ 製錬技術で作られた「ゼロ・カーボン」アルミを組み合わせると、炭素排出量を30%以上削減することができます。[2]

 

コロナ・カナダのマーケティング担当副社長であるアンドリュー・オスターフイスは、次のように述べています。「コロナはブランドとして、環境の側につく責任があると考えています。パラダイスを守り、サステナビリティに対する非常に高い目標を達成するには、具体的に自社製品の生産ラインから変化を起こす必要があると認識しています。飲料の分野で市場を牽引する技術を導入し続けることで、他の企業やそのサプライヤーが環境のために革新し、有意義な変化をもたらすための具体例を示しているのです。」

 

リオティントのセールス&マーケティング総責任者であるトルガ・エイリルメザーは、次のように述べています。「STARTからの様々な知見を活用し、さらに多くの情報を消費者に届け、さらに持続可能なサプライチェーンと製品を提供するためにコロナのような主要ブランドと当社がどのように連携しているのかを知ってもらえることを期待しています。この特別なESG表示付きの低炭素飲料缶は、再生可能な水力発電とゼロカーボン製錬技術であるELYSIS™の革新的技術を併せ、リオティントが提供する責任をもって生産されたアルミを世に示すものです。」

 

今回の導入は、2020年にリオティントとコロナの親会社であるアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)が締結した覚書に基づくものであり、サプライチェーンパートナーと協力して、業界最高水準のサステナビリティ基準を満たすアルミニウムで作られた缶でAB インベブ製品を市場に投入することを目的としています。

 

この缶は現在、オンタリオ州のLCBOと特定食料品店を通じて限定販売されています。特別なESG表示を付けた低炭素コロナ飲料缶の詳細についてはwww.coronaextra.ca/ca_en/SustainabilityProgramsをご覧ください。

 

ご参考:

 

ELYSISは、アルミ業界のリーダーであるリオティントとアルコアが、アップル、カナダ政府およびケベック州政府の支援を受け、パートナーシップを組んで設立したテクノロジー企業です。ELYSISは、アルミ製錬工程で二酸化炭素を直接排出せず、酸素のみを放出して金属生産を可能にする画期的な技術をさらに進めています。この技術は、アルミ製錬工程に必要な電気分解において従来使用されていた炭素陽極に代わり、不活性陽極を使用します。  詳しくはwww.elysis.comをご覧ください。

 

2021年、リオティントはアルミ業界における透明性とトレーサビリティーについての新基準「START」(スタート)を発表しました。STARTは安全なブロックチェーン技術を使用し、リオティントのアルミがどのように生産されたかについて、10項目の基準(製造過程で排出された炭素量、水の使用量、リサイクル比率、エネルギー源、コミュニティーへの投資、安全成績、リーダー層の多様性、ビジネス規範、規制遵守度、そして透明性)に関する重要な情報を提供します。リオティントはSTARTを通じて、お客様がより持続可能な選択をできる方法を提供しています。

 

コロナ・カナダについて

 

1925年に初めて醸造された「コロナ」は、世界に先駆けて透明ボトルを採用し、その純度と品質を世界にアピールしたビール業界のパイオニアです。コロナにはライムが欠かせません。コロナに個性、風味、爽快感を与えるライムを入れる儀式は、コロナならではの体験を提供するために不可欠なものです。このブランドはビーチを連想させる代名詞であり、屋外で過ごす時間を祝福するものです。一時立ち止まり、リラックスし、雑事から離れることで、根源的な自然とのつながりを取り戻すよう人々を誘います。詳しくはhttps://www.coronaextra.caをご覧ください。

 

コロナ・カナダは、環境保護に継続的に取り組み、生産活動の持続可能性を常に向上させています。昨年、コロナ・カナダは、瓶ビール6本入り用の新しい革命的なパッケージを試験導入し、世界の飲料ブランドとして初めて30%の余剰大麦わらと70%の再生紙繊維からなる革新的な包装材ソリューションを実現しました。さらに昨年には、ラバット・ブルワリーズ・オブ・カナダが、キールクリップ(KeelClip™)という従来品より65パーセント少ない段ボール材で賄える最先端の包装技術を用いた新たに進化した包装材を発表しており、この包装材はコロナの缶ビール6本入りの包装に用いられる予定です。

 

[1] アルミ缶のアドバンテージ。出典:2021年11月 アルミニウム協会 サステナビリティの主要業績評価指標

[2] 北米の伝統的な製造技術を用いた現行の「コロナ・エキストラ」缶と比較した場合

 

 

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