リオティント 2022年度第2四半期生産実績を発表

2022/07/15

リオティントは、2022年度第2四半期の生産実績を発表しました。

 

リオティントのCEO、ヤコブ・スタウショーンは次のように述べています。「当社は、多くの現場において操業パフォーマンスを向上させており、それを当社のポートフォリオ全体に展開しようとしています。ピルバラ(西オーストラリア)で10年ぶりとなる新規開発鉱山である、グダイダリからの初出荷により、当社の生産能力は増加し、鉄鉱石の旗艦ブランドであるPilbara Blend™の生産を支えていきます。また、オユトルゴイ・坑内掘りプロジェクト(モンゴル)初となるドローベル (draw bell)の破砕が6月に行われ、さらにスカンジウムとテルルの生産も開始しました。これらのクリティカルミネラルズはそれぞれ、カナダ・ケベック州のチタン事業、そしてアメリカ・ユタ州の銅事業において、既存の操業から排出される廃棄物から抽出されており、新たな採掘は一切不要となります。」

 

「当社は引き続き、企業文化を変え、ステイクホルダーの皆様とより良い関係を築くよう努力してまいります。5月には、先住民であるプートゥ・クンティ・クラマ族およびピニクラ族(PKKP)と、PKKPが所有する土地で採掘活動を行うための共同管理の指針となる基本合意書に署名しました。」

 

「この上半期に、当社の四つの目標に対して前進しました。今後もエネルギー転換に必要な鉱物・金属への投資を促進し、同時に当社のポートフォリオの脱炭素化を推進し、パートナーや勤務先として選ばれる企業となり、強固な資本配分を維持して魅力的な株主配当を継続していくことで、リオティントのさらなる強化に努めてまいります。」

 

生産量* 2022年第2四半期 前年同期比 前期比
ピルバラ鉄鉱石出荷量(100%ベース) 百万トン 79.9 +5 % +12 %
ピルバラ鉄鉱石生産量(100%ベース) 百万トン 78.6 +4 % +10 %
ボーキサイト 百万トン 14.1 +3 % +4 %
アルミニウム 千トン 731 -10 % -1 %
銅鉱石 千トン 126 +9 % +1 %
チタンスラグ 千トン 293 -2 % +7 %
IOC鉄鉱石ペレットとコンセントレート 百万トン 2.6 -4 % +8 %
  • 特に記載のない限りリオティントの持分

 

2022年第2四半期の操業に関する概況と、その他の重要な発表

 

  • 従業員および操業地域のコミュニティの安全・健康、およびウェルビーイングに引き続き注力します。全傷害発生頻度(AIFR)は35で前年同期(0.42)と比べて改善し、前四半期(0.35)と同水準となっています。新型コロナウイルスの感染事例は全体的に減少していますが、時折一部の現場で急増することがあります。引き続き状況を監視するとともに、警戒を続けていきます。

 

  • グダイダリは計画通り、6月に最初の鉱石を出荷しました。今後グダイダリからの生産が増えるのに伴って、下半期の生産量増加およびプロダクトミックスの改善が見込まれ、2023年にはグダイダリで予定されている生産能力に達する見込みです。ピルバラオペレーションの第2四半期の生産量は、7,860万トン(100%ベース)で、前年同期比4% の増加となりました。5月には降雨量が過去平均を大幅に上回り生産に影響が出たものの、採掘ピットの状態の健全性の維持とグダイダリでの生産開始に注力したことが第2四半期の好調な業績を支えました。出荷量は、7,990万トン(100%ベース)で、前年同期比5%増となりました。通年での出荷量に関する見通しは変わらず、3億2,000万トンから3億3,500万トンとしています。

 

  • ボーキサイトの生産量は、1,410万トンで、前年同期比3%増となりました。これは、豪州クイーンズランド州ウェイパにおいて、アムランのプラントの安定性が向上したことにより操業が好調に進んだことによるものです。

 

  • アルミニウムの生産量は70万トンで、前年同期比10% 減でした。これは、カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州のキティマット製錬所で2021年7月に始まったストライキにより、生産能力が低下したためです。2022年四半期の後半に計画的に生産を再開し、プラントの状態を見ながら生産のペースを上げています。また、豪州クイーンズランド州のボイン製錬所では、従業員の新型コロナ感染による人員不足の影響もあり、操業上の問題が発生しました。足元の生産は安定しており、今後12ヶ月かけて生産を上げていく計画です。その他の全てのアルミ精錬所は順調に操業しています。通年の見通しは310万トンから300万トンに下方修正しました(前回320万トンから310万トンに修正)

 

  • 銅鉱石の生産量は12万6,000トンで、前年同期比9%増となりました。アメリカのケネコットおよびチリのエスコンティーダでの剝土と鉱石の移動量の増加ならびに鉱石の品位・回収率の向上があった一方で、オユトルゴイにおける採掘計画の変更に伴う品位・回収率の低下により、一部相殺されました。

 

  • 5月18日に、当社は、最大4億ドルの短期前払金による流動性資産を提供すべく、ターコイズ・ヒル・リソーシズ(TRQ)の資金計画の改訂に合意したこと、およびTRQの発行済株式の約49%(リオティントが現在保有していない株式)を1株当たり34カナダドルを現金払いで取得するという当社の提案をTRQの特別委員会が検討することを発表しました。また、少なくとも6億5,000万ドルの新規株式公開を実施するための資金計画の期限は、8月末から2022年末に延長されました。

 

  • チタンスラグの生産量は29万3,000トンで、前年同期比2%減となりました。南アフリカのリチャーズ・ベイ・ミネラルズ(RBM)の堅調な操業、およびカナダのリオティント・フェル・エ・チタン(RTFT)での操業安定性の改善がみられた一方で、マダガスカルのQITマダガスカル・ミネラルズ(QIT)では、サイクロンによる操業への影響がありました。

 

  • アイアン・オア・カンパニー・オブ・カナダ(IOC)は、今年5月に、過去最高の安全実績(2021年の73に対して0.26の全傷害発生頻度(AIFR))、コンセントレートの生産量、剥土と鉱石を合わせた総移動量などのマイルストーンを達成しました。ペレットとコンセントレートの生産量は、前年同期比4%減となりました。これは、計画された年次大規模メンテナンス作業(7日間)を今年6月に完了したことによるものです。

 

  • 第2四半期も、引き続きリオティント・セーフ・プロダクション・システム(RTSPS)の導入を推進しました。現在、11の現場において15件が展開され、30件の短期改善プロジェクト(カイゼン)が完了または進行中です。この半期で、RTSPSを導入した現場での処理プラントとドリルの稼働時間は、2021年同期比で平均9%改善されました。2022年の目標である15拠点30件の展開に向け、順調に推移しています。

 

  • 第2四半期に、当社は新たなパートナーシップを締結し、当社の事業とバリューチェーンの脱炭素化を加速させるための取り組みを進めました。この取り組みには、ザルツギッターとの、カーボンフリー製鉄に向けた協働に関する覚書や、電池材料におけるクリーンテクノロジーのイノベーターであるナノワンへの戦略的出資などがあります。

 

  • オーストラリア政府によるロシアへの制裁措置を受け、クイーンズランド・アルミナ(QAL)における介入プロセスを発動させた結果、この介入プロセスが継続する間、リオティントが生産能力の100%を管理下に置くこととなりました。この措置の結果、ルサール所有の20%についてもリオティントがボーキサイトを供給しアルミナを引き取ることとなりましたが、その該当量については、このレポートに示す生産量の表からは除外されています。 QAL自体は、引き続き80%をリオティントが、20%をルサールがそれぞれ所有しています。

 

  • インフレ率の上昇により、将来の鉱山閉鎖のために引き当てる負債額は、特別項目を調整した純利益にも影響しました。2021年上半期と比べて税前利益で4億ドル増加し、その内訳には3億ドルの償却割引額の増加が含まれ、残りはEBITDAに影響を与えました。

 

この報告書に記載されたすべての数値は、未監査です。特に記載のない限り、この報告書に記載されたすべての金額は米ドルであり、コメントはリオティントの生産量持分に関するものです。

 

 

リオティントについて

 

リオティントは、ロンドンとニューヨークの証券取引所に上場する  Rio Tinto plc  とオーストラリア証券取引所に上場する  Rio Tinto Limited からなる二元上場会社で、英国に本社を置いています。国際的大手鉱業グループとして探鉱、鉱業と鉱物資源の加工を主たる事業とし、鉄鉱石、アルミニウム、銅、ダイヤモンド、金、産業用鉱産物(ホウ砂、酸化チタン、塩他)など人類の進歩に必要不可欠な製品を供給しています。オーストラリアと北米を重要な拠点とし、南米、アジア、欧州、アフリカなど世界で事業をおこなっています。日本はリオティントにとって最も重要で長期にわたるパートナーのひとつです。

 

 

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