リオティント、ローブリバー・ジョイントベンチャー50周年をパートナー企業とともに祝う

2022/10/28

ローブリバー・ジョイントベンチャーのパートナーである リオティント、三井物産、日本製鉄の代表者は昨夜パースに集まり、ピルバラから日本への鉄鉱石出荷開始50 周年を祝いました。

 

この式典には、ジョイントベンチャーパートナーの歴代の幹部、ならびに西オーストラリア州のマーク・マッガーワン首相を含む地元の高官らにご参列いただいております。

 

この式典は、1972 年 10 月 5 日にケープ・ランバートを出航した富士山丸が 68,589 トンの鉄鉱石を積んで日本に向け出航してから 50 周年を迎えたことを祝うものです。以来、ローブリバー・ジョイントベンチャーからは 17 億トン以上の鉄鉱石が出荷されております。

 

ローブリバー・ジョイントベンチャーは、ウェスト・アンジェラス (イースト・ピルバラ地区) およびローブバレー (ウェスト・ピルバラ地区) で現在進行中の鉱山事業に加えて、ケープ・ランバートの鉄鉱石積み出し用港湾設備や電力設備、採掘現場と港を結ぶ重量貨物列車鉄道網など、他にも重要な鉱山インフラをピルバラ全域に所有しています。ピルバラにおけるローブリバー・ジョイントベンチャーの事業活動は、鉱山の町であるパンナウォニカとウィッカムの誕生にもつながりました。また、ローブリバー・ジョイントベンチャーによって生み出された利益は、ピルバラと西オーストラリア州を越え、オーストラリア全土および世界の経済成長と発展にも寄与しています。

 

三井物産の宇野元明専務執行役員は次のように述べています。「ローブリバー・ジョイントベンチャーは、ピルバラの鉄鉱石開発において目覚ましい成果を収めており、三井物産は設立当初からパートナーとして参画できたことを光栄に思います」。

 

「当時、オーストラリアと日本が手を取り合い、サプライチェーン全体を作り上げていけたのは素晴らしいことです。三井物産は次の50年を見据え、栄えあるパートナーとして地域社会の発展と環境の保全、ならびにグローバルな産業の成長という観点から世界に貢献すべく、引き続き取り組んでまいります」。

 

また、日本製鉄の小林二郎参与は次のように述べています。「1972年10月に富士山丸が出航して以来、50年にわたり日本製鉄をはじめとするアジアの製鉄所に鉄鉱石を供給し続けていることは、ローブリバー・ジョイントベンチャーにとって大変感慨深いことです」。

 

「ローブリバー・ジョイントベンチャーが生産する鉄鉱石は、当社の鉄鋼の安定生産に大きく貢献し、日本製鉄とジョイントベンチャーの発展につながりました。これらの開発を支援してくださった西オーストラリア州政府および伝統的土地所有者の皆様に感謝申し上げます」。

リオティント鉄鉱石部門のチーフ・エグゼクティブであるサイモン・トロットも、次のように述べています。「ローブリバー・ジョイントベンチャーは、半世紀にわたるすばらしいパートナーシップであり、繁栄を共に分かち合うという力強いビジョンに支えられて、豪日間のすばらしい絆の中核をなすものです。」

 

「また、ローブリバー・ジョイントベンチャーが事業を行うすべての地域の伝統的土地所有者、すなわちローブリバー・クルマ族、ナルマ族、インハワンカ族、ナラワンガ族、そしてインディジバンディ族の皆様にも深く感謝いたします」。

 

「三井物産および日本製鉄とのパートナーシップは、西オーストラリア州で世界屈指の鉄鉱石事業を目指す私たちの歩みにとって不可欠なものであり、また、現代日本の発展においてローブリバー・ジョイントベンチャーが果たした役割を誇りに思います」。

 

「ジョイントベンチャーの各パートナー間の信頼、尊敬、理解により、このパートナーシップが安全かつ長期的に、低コストで高品質の鉄鉱石を提供できるようになったことに感謝しております。50 年の間に多くの変化がありましたが、この非常に価値のあるパートナーシップの強さは、不変です」。

 

ローブリバー・ジョイントベンチャーについて

ローブリバー・ジョイントベンチャー は、リオティント (53%)、三井物産(33%)、日本製鉄 (14%) の共同事業です。

 

日本の鉄鋼業界は、当事業における資金調達とマーケティングの両面を担うる三井物産とともに、ローブリバー・ジョイントベンチャーのの創設時からのパートナーです。日本の鉄鋼メーカーは、ローブ・プロジェクトが低コストの鉱石供給を長期的に確保するための道であると考えました。

 

操業は 1972 年にパンナウォニカ近くのローブバレーで始まり、続いて 2002 年にウェスト・アンジェラスへ拡張されました。鉄鉱石はケープ・ランバート港に鉄道で輸送され、そこから塊鉱と粉鉱製品が主にアジア全域の鉄鋼メーカーに出荷されています。

 

 

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