リオティント、日豪イノベーション基金への追加資金提供を決定
2023/10/10
リオティントは、日豪両国間の研究・学術分野におけるプロジェクトを推進し、両国の産業界、教育機関、政府間の協力を促進するため、日豪イノベーション基金(Australia-Japan Innovation Fund(以下AJIF))へ170万豪ドルの資金を追加拠出することを決定しました。リオティントとAJIFは、現在メルボルンで開催中の、日本とオーストラリア両国のビジネスリーダーが一堂に会する第60回日豪経済合同委員会会議にて、この契約に調印しました。
以前は日豪研究交流基金(Foundation of Japan Australia Studies(FAJS))として知られていたAJIF1は、2015年に設立され、日本とオーストラリアの産学官連携を促進してきました。科学・技術・イノベーションにおける日豪協力の認知度を高め、これらのパートナーシップを通じて二国間関係に変革をもたらす人々を支援することを使命としています。
リオティントは、同基金創立当初からこの取り組みへの唯一の資金提供者であり、2018年の最初の支援から今回表明した支援金額を合わせると、運営費用と研究助成金を含む総額約500万豪ドルを拠出することになります。
今回の資金提供により、AJIFは、グリーンスチール、再生可能エネルギーシステムや自動運転インフラなど、日豪間のビジネスと密接な結びつきがある研究分野へ助成金を配分します。助成金は、資源業界全体に関連する科学やテクノロジー分野の両国の研究支援において重要な役割を果たし、世界が脱炭素化に必要とするイノベーションの創出をサポートします。
リオティントのオーストラリア担当チーフ・エグゼクティブ ケリー・パーカーは次のように述べています:
「今日の地球規模の課題に取り組む上で、科学技術は最も重要な役割を担っています。私たちは、このような課題に取り組み、日豪関係の構築をサポートする研究プロジェクトを支援するため、AJIFに2度目の資金提供を行うことを嬉しく思います。」
AJIFのマレー・マクレーン理事長は次のようように述べています:
「私たちは、オーストラリアと日本のパートナーが参加する最先端の共同研究プロジェクトを支援し、二国間の研究の大きな可能性の一端を実現するための、リオティントの持続的な取り組みを歓迎します。」
ジャスティン・ヘイハースト駐日オーストラリア大使は次のように述べています:
「オーストラリア大使館は、リオティントの日豪研究協力に対する強力な支援を高く評価します。」
鈴木量博駐オーストラリア日本国大使は次のように述べています:
「リオティントがAJIFの活動に大きく貢献することを大変喜ばしく思います。日本とオーストラリアの最先端の研究で新たな可能性を開拓することを楽しみにしています。」
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1日豪イノベーション基金の新しい名称は、今後数ヶ月の間に段階的に適用される予定です。助成金プログラムの詳細は、分配プロセスを開始する準備が整い次第公開されます。
リオティントについて:
リオティントは、世界35カ国で事業を展開する国際的大手鉱業会社です。鉄鉱石、銅、アルミニウム、リチウムなど、人々、地域社会、国家の成長と繁栄、そして二酸化炭素排出量のネットゼロを実現するために世界が求める素材を、よりよい形で生産、供給しています。今年創業150周年を迎えるリオティントにとって、日本は最も重要かつ長期にわたる取引パートナーの一つです。 リオティントの鉄鉱石事業は、日本の投資と1960年代の製鉄会社との長期の購入契約を背景に発展を遂げ、今日、リオティントは日本への金属・鉱物の最大のサプライヤーの一つです。
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