リオティント、ボイン・アルミニウム製錬所における 三菱商事保有の11.65%の権益を取得
2024/06/11
リオティントは、オーストラリア、グラッドストーンのボイン・アイランド所在のアルミニウム製錬所を所有・運営するボイン・アルミニウム製錬所(BSL)において、三菱商事株式会社(三菱商事)が保有する11.65%の権益を取得することで合意しました。
この権益、及び先日発表された住友化学株式会社のBSL権益2.46%の取得が完了すれば、リオティントのBSLにおける権益は73.5%に増加します。
三菱商事による権益売却は、金額は未公表ですが、オーストラリアの外国投資審査委員会による承認をはじめ様々な前提条件が達成されれば、2024年後半に完了する見込みです。
リオティントは両社以外のBSL合弁パートナー各社や他のステークホルダーと引き続き協力し、グラッドストーンのアルミ関連事業について、競争力がありかつ低炭素である将来を確保することを期待しています。
上記2件の取引完了後は、BSL合弁パートナーは、リオティント(73.5%)、YKK Aluminium(9.50%)、UACJ Australia (9.29%)、Southern Cross Aluminium (*)(7.71%)となります。
(*) 丸紅株式会社と住友商事株式会社による合弁会社
リオティントについて:
リオティントは、世界35カ国で事業を展開する大手資源会社です。資源業界のパイオニアとして、鉄鉱石、銅、アルミニウム、リチウムなど、人々の生活に不可欠な鉱石や金属を生産し、二酸化炭素排出量のネットゼロを実現するために、世界が求める素材をよりよい形で提供しています。リオティントは、日本にとって金属・鉱物の最大のサプライヤーの一社であり、低炭素社会の実現に向け、最も重要なパートナーとして長年にわたり信頼関係を深めてきた日本の企業との取り組みを強化しています。
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