リオティント 西オーストラリア州から日本への鉄鉱石出荷が20億トンに到達

2021/12/16

リオティントは、西オーストラリア州ピルバラ地区から日本へ向けた鉄鉱石の出荷量が20億トンに到達したことを発表しました。

この記念すべき船積みは12月15日に出帆しました。これはリオティントのピルバラ地区から鉄鉱石を日本向けに初めて出荷してから55年めのことです。日本企業と結んだ長期契約により、リオティントはピルバラ地区で鉱山開発を進めることができました。生産された最初の鉄鉱石を貨物船「邦雲丸(ほううんまる)」で日本へ向けて送り出したのが1966年8月。以来、リオティントはその高品質の鉄鉱石で日本の経済成長を支えてきました。

20億トンの鉄鉱石から作られる鉄の量は約12億トン。これは、日本一高い建造物である東京スカイツリーであれば3万基、オーストラリア、シドニーのハーバーブリッジであれば25,000基を建設することができる量です。

リオティントのCEO、ヤコブ・スタウショーンは次のように話しています。「日本は当社の鉄鉱石事業の創業時からのパートナーです。長年にわたってリオティントと日本の製鉄会社との関係強化に尽力された双方の先人達に心より感謝したいと思います」。

日本製鉄株式会社の代表取締役副社長、中村真一氏は次のように話しました。「プロジェクトを立ち上げ運営してきた豪州側とそれを支えた日本側の双方が努力を重ね、その結果、ピルバラ地区が世界の一大資源供給基地へと生まれ変わっていったことは、世界稀にみる資源開発の成功モデルとなったばかりか、以降の日豪鉄鉱石取引の相互補完関係の礎となっています。リオティント社と日本の鉄鋼業がともに達成できた 20 億トンを祝福させていただくとともに、今後の両者の関係、そして広く日豪両国関係の、さらなる深化と発展を祈念いたします」。

日本はリオティントにとって重要な市場であり続けています。日本向け鉄鉱石出荷通算20億トンとは単なる数値上の到達点ではなく、リオティントと日本の長きにわたる相互信頼とパートナーシップのあかしです。

リオティントについて

リオティントは、ロンドンとニューヨークの証券取引所に上場する Rio Tinto plc とオーストラリア証券取引所に上場する Rio Tinto Limited からなる二元上場会社で、英国に本社を置いています。国際的大手鉱業グループとして探鉱、鉱業と鉱物資源の加工を主たる事業とし、鉄鉱石、アルミニウム、銅、ダイヤモンド、金、産業用鉱産物(ホウ砂、酸化チタン、塩他)など、人類の進歩に必要不可欠な製品を供給しています。オーストラリアと北米を重要な拠点とし、南米、アジア、欧州、アフリカなど世界で事業をおこなっています。日本はリオティントにとって最も重要で長期にわたる取引パートナーのひとつです。

 

 

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