東日本大震災復興支援「リオティント・コマツ奨学金」  10年間で東北大学の学生330余名の未来への学びを支援

2021/03/12

リオティントとコマツ社が2011年春に開始した「リオティント・コマツ奨学金」は、今年3月末に期限を迎えます。

 

未曽有の災害によって暮らしが大きく変わってしまった学生たちの進学、修学支援を目的に設けられたこの制度のもと、奨学金を受けた学生はのべ333名を数えます。奨学生とは折に触れ交流を続けており、「アルバイトに疲弊せずに勉強時間を確保できて嬉しい」、「親に経済的負担をかけずに大学院進学を決められて安堵した」といったメッセージが届けられています。

 

リオティントジャパン株式会社の代表取締役社長、堀江渉は次のようにコメントしています。「リオティントは、長きにわたり日本と深い関係を築いています。10年前、被災した若者たちの力になりたいという思いから、コマツ様とともにこの奨学金制度を設けました。このプログラムが学生の皆さんの頑張りの一助となれたのなら幸いです。これからもそれぞれの分野において、世界に、ふるさとに、さまざまな形で貢献する人になってもらえたらと願っています」。

 

リオティントはこれからも、未来をつくる活動をさまざまなかたちで応援してまいります。

 

リオティント・コマツ奨学金 概要
 名称 リオティント・コマツ奨学金 (英語名称:Komatsu-Rio Tinto Scholarship)
 内容 東日本大震災で被災し修学が困難となった東北大学理工系学部生と大学院生を対象とした給付型奨学金プログラム。2011年度より10 年間、総額 4億円

 

リオティントについて

 

リオティントは、ロンドンとニューヨークの証券取引所に上場するRio Tinto plcとオーストラリア証券取引所に上場するRio Tinto Limitedからなる二元上場会社で、英国に本社を置いています。国際的大手鉱業グループとして探鉱、鉱業と鉱物資源の加工を主たる事業とし、鉄鉱石、アルミニウム、銅、ダイヤモンド、金、産業用鉱産物(ホウ砂、酸化チタン、塩など)など、人類の進歩に必要不可欠な製品を供給しています。オーストラリアと北米を重要なビジネス拠点とする一方で事業活動は世界にわたり、南米、アジア、欧州、アフリカにおよびます。

 

リオティントと日本について

 

日本はリオティントにとって最も重要で長期にわたる取引パートナーのひとつです。当社の鉄鉱石ビジネスは 1960 年代に日本の製鉄会社による長期購入契約を背景に発展を遂げ、良質な原料資材の安定供給で日本の高度経済成長期を支えてきました。リオティントは今日も日本への鉄鉱石の最大のサプライヤーであり、50 余年にわたって 19 億トン以上を出荷。金属・鉱物資源においても日本最大のサプライヤーのひとつとして250 社を超える日本の顧客企業へ、アルミニウム、銅、モリブデン、ダイヤモンド、産業用鉱産物(ホウ砂、酸化チタン、塩等)を輸出しています。また、日本企業は当社の大切なパートナーとして世界中の合弁事業やバリューチェーン、技術革新に欠かせない存在です。

 

 

お問い合わせ

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奥野雄三   Yuzo Okuno

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