リオティント 2020年度の業績を発表

2021/02/17

2021年2月17日

当リリースは2021年2月17日英文リリースの和訳です。下記リンク先で原文をご覧いただけます。

https://www.riotinto.com/news/releases/2021/Rio-Tinto-announces-total-dividend-of-557-US-cents-per-share-for-2020-a-72-pay-out-from-robust-results-during-a-challenging-year

 

 

リオティントは2021年2月17日、2020年度の業績を発表しました。

 

リオティントのCEOであるヤコブ・スタウショーンは次のように述べています。「2020年は特別な年でした。世界的に流行する新型コロナウイルス感染症への対応でも、安全面の成績でも、当社は堅実な実績をあげました。しかしユーカン渓谷でのできごとが大きく影を落とすことになりました。あのできごとは決して起こってはならなかったものです。」

 

「2020年を通して当社の事業と従業員は機敏さと強靭さを発揮し、それに商品価格上昇が加わって、特別項目を調整したEBITDA 239億ドル、使用資本利益率(ROCE)27%を達成することができました。結果として、取締役会は1株あたり特別配当93米セントを含む1株あたり総配当557米セントを承認しました。これは過去5年間の配当実績に基づいた年間配当性向72%に相当するものです。

 

「私のもとに刷新したエグゼグティブ・チームとリーダー陣はみな、当社の持つ潜在的な能力を最大限に引き出すことを心に誓っています。好業績の推進とプロジェクト開発により焦点を絞り、ESG(環境・社会・ガバナンス)面での信頼強化に取り組んでまいります。取締役会と緊密に協力しながら、伝統的土地所有者、操業・事業をおこなう地元のコミュニティー、各国政府ほかステーク・ホルダーの皆様に信頼されるパートナーとなるべく努めてまいります。そのためには持続的で一貫した取り組みが必要、というのが私をはじめ当社の共通認識です。」

 

「世界レベルの資産、優秀な人材、投資規律、堅固なバランスシートを伴った安全で適切な運営によって、当社は株主の皆様に優れた利益還元をおこない、持続的で成長力のあるポートフォリオに投資し、社会へ幅広く貢献できているのです」。

 

年末時点 2020年 2019年 対前年比
営業活動によるネット・キャッシュフロー(百万米ドル) 15,875 14,912 6 %
資本支出1(百万米ドル) 6,189 5,488 13 %
フリー・キャッシュフロー2(百万米ドル) 9,407 9,158 3 %
連結売上高2(百万米ドル) 44,611 43,165 3 %
特別項目を調整したEBITDA2(百万米ドル) 23,902 21,197 13 %
純利益(百万米ドル) 9,769 8,010 22 %
特別項目を調整した 1 株あたり利益2 (EPS)(百万米ドル) 769.6 636.3 21 %
1 株あたり普通配当(米セント) 464.0 382.0 21 %
1 株あたり配当金総額(米セント) 557.0 443.0 26 %
純負債2(百万米ドル) (664) (3,651)  
使用資本利益率(ROCE)2 27% 24%  

当財務報告は国際財務報告基準(IFRS)に従って作成しています。

 

  • 2020年、安全面では2年連続で死亡事故ゼロを達成し全労災発生率を37%に改善するという実績をあげました。しかし、新型コロナウイルス感染症による疲労やその他のプレッシャーのために日常業務での安全リスクは高まっており、現状に満足してはならないと認識しています。
  • ユーカン渓谷でのできごと以降、プートゥ・クンティ・クラマ・アンド・ピニクラ(PKKP)の方々からの信頼回復に努めています。昨年12 月の PKKP と当社取締役会の会合後に出された共同声明で触れたように前進はしていますが、信頼と評価を取り戻すにかかる時間と労力を、過小評価してはおりません。
  • 新しいスコープ1、2の炭素排出目標値を導入した2020年は当社の気候戦略にとって重要な年でした。現在は新しいスコープ3の目標値を設定済みで、取締役会は2022年度年次総会で、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に従った年次報告を勧告的投票にかける予定です。
  • 営業活動によるネット・キャッシュフロー159億ドルは2019年に比べて6%の増加。これは主に鉄鉱石価格の上昇と安定した業績とによるものです。そのためフリー・キャッシュフロー2 が3%増の94億ドルとなり、資本支出1 は7億ドルの純増で62億ドルとなりました。
  • 特別項目を調整したEBITDA2 239億ドルは2019年を13%上回り、特別項目を調整したEBITDAマージン2 は51%でした。
  • 特別項目を調整した純利益2 124億ドル(特別項目を調整したEPS2は6セント)は2019年を20%上回り、特別項目を調整した純利益 に対する実効税率は29.5%で2019年と変わりありません。控除後の純利益98億ドルは2019年を22%上回りましたが、これは11億ドルの減損を反映したものです。減損の大半は2020年上半期(5カ所のアルミニウム製錬所とダイアヴィク・ダイヤモンド鉱山)に計上されており、また13億ドルの為替差損も含まれます。これは2019年の減損17億ドルに匹敵します(主にオユトルゴイ地下坑内の銅・金プロジェクトとヤーワン・アルミナ精製所によるもの)。
  • 純負債2 が30億ドル減少して7億ドルとなったことで改善されたバランスシートは、2020年に株主へ63億ドルをキャッシュで還元したことで部分的に相殺されたものの、当社のフリー・キャッシュフローの強さを反映しています。
  • 1 株あたり557米セントおよび特別項目を調整した純利益の72%に相当する90億ドルの年間配当には、本日発表した50億ドルの記録的な最終普通配当(1株あたり309米セント)および15億ドルの特別配当(1株あたり93米セント)が含まれています。
  • 2020年業績発表の全文(英語)はこちら

 

  1. 資本支出は総額ベースで表示されており、有形固定資産の処分により受領したキャッシュを考慮していません。
  2. これら指標は事業評価のため当社経営陣により内部的に使用される非GAAP代替業績指標(「APM」)です。読者にとって有用と判断し当社グループの事業の基調的な業績をより明確化するために提載しています。

 

 

リオティントについて

 

リオティントは、ロンドンとニューヨークの証券取引所に上場するRio Tinto plcとオーストラリア証券取引所に上場する Rio Tinto Limitedからなる二元上場会社で、英国に本社を置いています。国際的大手鉱業グループとして探鉱、鉱業と鉱物資源の加工を主たる事業とするリオティントの主要な生産品目には、鉄鉱石、アルミニウム、銅、ダイヤモンド、ウラン、金、産業用鉱産物(ホウ砂、酸化チタン、塩など)が挙げられ、人類の進歩に必要不可欠な製品を供給しています。豪州と北米を重要なビジネス拠点とする一方で事業活動は世界にまたがり、南米からアジア、欧州、アフリカにおよびます。

 

リオティントと日本について

 

日本はリオティントにとって最も重要かつ長期にわたる取引パートナーのひとつです。当社の鉄鉱石ビジネスは 1960 年代に日本の製鉄会社による長期の購入契約を背景に発展を遂げ、日本の高度経済成長期を良質 な原料資材の安定供給で支えてきました。リオティントは今日も日本に対する鉄鉱石の最大のサプライヤーであり、これまで50 余年にわたり 19 億トン以上を出荷。また、金属・鉱物資源においても、日本最大のサプライヤーのひとつとして250 社を超える日本の顧客企業へアルミニウム、銅、モリブデン、ダイヤモンド、産業用鉱産物(ホウ砂、酸化チタン、塩等)を輸出しています。さらに、日本企業は当社の大切なパートナーとして世界中の合弁事業やバリューチェーン、技術革新に欠かせない存在です。

 

 

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