リオティントと丸紅 責任あるアルミニウムサプライチェーンのさらなる強化に向け連携　（リオティント発表）

リオティントと丸紅株式会社（以下、丸紅）は、リオティントの責任あるアルミニウム製品を持続可能かつ安定的な形で最終需要家に供給することを目的とした業務提携に基づき、初の販売契約を締結しました。今回の契約では丸紅を通じ、リオティントの低炭素アルミニウムブランドであるRenewAl™の高純度アルミニウムを、ニュージーランド・アルミニウム・スメルター (NZAS)にて再生可能エネルギーを利用し生産し、サプライチェーンや製造工程全体の脱炭素化に取り組む日本の大手輸送機メーカーに供給します。また、両社の提携はRenewAl™のほか、アルミニウム・スチュワードシップ・イニシアチブ(ASI) 認証付きアルミニウム、さらには、原料の生産・供給履歴やESG情報をデジタル技術を使って「見える化」するトレーサビリティ・プラットフォームのSTARTなど、リオティントの持つ一連の責任あるアルミニウム製品と、丸紅の持つ広範な取引ネットワークおよび販売力を組み合わせるものです。この提携の一環として丸紅のカーボン・クレジットであるNeutr-Al™の提供も今後検討されます。

 

リオティント、プレミアム自動車部品向けアルミニウムの供給でBMWグループと提携　（リオティント発表）

リオティントとドイツのBMWグループはプレミアム自動車部品向けアルミニウムの供給で新たなパートナシップを結びました。リオティントがカナダで水力発電を利用して生産し、さらにリサイクル原料と組み合わせた低炭素アルミニウムは、BMWグループがアルミニウム部品に関して定めている現行基準値と比較して、温室効果ガス排出量を最大 70% 削減することが可能です。このパートナーシップのもと、リオティントはアルミニウムの製錬工程で温室効果ガスを直接排出せず、酸素のみを生み出す世界初のカーボンフリーなアルミニウム製錬技術ELYSIS™を用いて製造されたアルミニウムをＢＭＷグループに提供します。

また両社は、リオティントのトレーサビリティ・プラットフォームであるSTART™の導入も検討します。

 

リオティントと三井物産、GHG排出量削減の機会や対策を共同で検討するための覚書に調印

リオティントと三井物産株式会社は、鉱業バリューチェーンにおける温室効果ガスの排出量を削減する機会を共同で検討するための覚書を締結しました。

低炭素鉄源バリューチェーン、再生可能エネルギー、鉱山での重機操業や海上輸送の排出削減、リサイクルなど、非常に広範囲にわたり脱炭素化に向けた取り組みを両社にて協議していきます。